終わり、はじまりの前

pixelmatorほしい。

 

 

筋肉痛が抜けないのに全然眠れなくて、目を閉じて意識がなかったのかどうか、というくらいを数時間やり過ごした後に会社へ行く支度。明日の朝慌てて変更するくらいなら、今日の内にやっておこうというダメな考え。

 

電車はそれなりに混んでいて、でも会社は驚くほど静かで、というか他に誰もいなかった。さっさと作業を終わらせて関係者にメールを投げたら、すぐに返信が来た。社内ネットワークにいないとメールは読めない筈なので、びっくりして違うフロアに出かけてみたらすごく偉い方がただ一人座っていた。メール返信者はいなかった。なんなの。

 

 

会社は昼頃に切り上げて、東京都美術館で開催中のクリムト展 ウィーンと日本 1900を観に行った。ボイスガイドが稲垣吾郎で少し惹かれたけど、好きなペースで見る方が良いし、なんとなれば7月まで開催だからまた来れる、と素で入場。

 

序盤の「ヘレーネ・クリムトの肖像」の美しさと醸し出す雰囲気にすっかりやられて、浮世絵の紹介があった後の「女ともだちⅠ(姉妹たち)」に妙に納得して、「ベートーヴェン・フリーズ」にただ圧倒されて、「白い服の女」の笑顔にたまらない気持ちになって、「家族」にたまらない気持ちになって、と小並感ばっかり続けても仕方もキリもないけれど、歩きながら痺れっぱなしでした。

 

目録は買うけどグッズはいつも買わない身としては、今回もそうかと思いきや、金平糖の缶にひどく惹かれる。¥1,000。なんか水に浮く小粒の金平糖で、中にクリムトの名画シール(ランダム)が入っているらしい。謎すぎて手を伸ばす。

そして隣にはDVD-BOXみたいな箱。表側は「ユディトI」で裏側は「家族」という感情表現が両極端な幼児みたいな箱の、中身はなんとキャラメルポップコーン。¥500。謎すぎて手を伸ばす。

目録がすごくしっかりした作り(表紙が「女の三世代」と「ユディトI」の二種類。物販の最初にあって、悩んだ挙句「ユディトI」にしたけれど、後から思えば「ユディトI」が被ってしまった)で、バッグに入れたら他に何も入らない状態になって、その上嵩張るものふたつの扱いに難儀したり難儀したり。

 

 

上野公園でユクシーとアローラピカチュウを捕まえて、上機嫌で帰る。行きの電車はオーバーロードを読んでいたけど、帰りはぐうぐう寝てしまった。

 

家の近くの大きい駅で降りてから、スポーツショップを巡る。Fit Boxing用のトレーニングマットを買う為だけど、どこへ行ってもヨガマットしかない。それでも無いよりはマシだろうと、ドクターエアの厚さ10mmのヨガマットを買うことにした。

 

家に帰り、早速ヨガマットを敷いてFit Boxingを始める。全体的に振動などはだいぶマシになった……気がする。たぶん振動計アプリなどで調べた方が良さそうだけど。

ただ、今日増えた方向付きダッキングはあまり本棚が震えなかったものの、やっぱり通常の真下へ沈むダッキングは部屋が震えている気がするので、もう少し対策が必要な気がする。結局、Amazonでトレーニングマットも買うことにした。重ねればだいぶ良くなるだろう。今日のヨガマットはキャリングケース付きなので、最悪ジム用にしてもいいし。

 

 

早々に眠ったけど、一時間で目が覚めた。その後、延々と寝付けなくて困る。なんだろう。